吸収率15倍の効果的な本の読み方(読書の技法)とは?

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ビジネスマンには読書は必須ですが効果的な読書は出来ていますか?本は読むけど読んだ内容を覚えてない上、学んだことを活用出来ていない?って人は読書方法を見直したほうがいいでしょうね。

効果的に本を読むためにはどうすればいいのか?

どうも!グローバルマーケッターのMOTO@mmoto001です。

経営者やビジネスやってる方であれば読書家が多いと思います。

 

 

ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットも1日30分以上本を読むようなので、
ちなみに、年収300万前後の人1日30分以上の読書している人は2%しかいないようです。

なので、
ビジネスマンにとって読書は必須と言えるでしょう。

僕も今までにどれぐらい読んできたか正確には数えてきたわけじゃないですが、
「書籍」だけに絞ると年間100冊以上、起業して8年なので
今まで1000冊いかないぐらいは読んでいるかとは思います。

ただ、、、

この何冊本を読んでいるとかは、
一見すると凄そうに見えるので多くの人が多用していますが、

かなり断片的な情報であり、
たくさんの本を読んでいる=成功ではないでしょう。

 

なぜなら、

・どういうレベルの書籍を読んでいるのか?
・どういう風に本を読んでいるのか?
・どれだけ活用出来ているのか?

で変わってくるからです。

 

もし、年間数百冊読んでいたとしても、
レベルの低い具体的な本しか読んでいなかったり、
全部、速読で流し読みしている感じであれば数百冊読んでいたとしても、
あまり血肉になっていないですから。。。

そういう読み方では、
年間何百冊読んでいても意味がないのです。


じゃあ、
どういう風に読書すれば効率良く活用できるのか?

ということを解説していこうと思います!

今回、解説する読書の技法を知っておくと、
その後の読書がガラッと変わるし効率良く血肉に出来て使えるようになります。

 

ちなみに、


・読んだけど読み終えた瞬間に何を学んだか忘れている
・一通り読んだけど何にも活用出来ていない(アウトプット出来ていない)
・1冊ずつ最初から終わりまで同じペースで読んでいる

 

こういう人はその読書方法は非効率なので、
今回の記事で読書法を学ばれるといいと思います。

 

読書レベル(抽象度の高い書籍と低い書籍)

まず、効率良く読書をするために必要になってくるのは、
「読書レベル」です。

例えば、「ビジネス・マーケティング」のジャンルで書籍を
5段階のレベルに分類するとこんな感じでしょう。

 


レベルが下がるほど抽象度が低く具体性が高くなり、

レベルが上がるに連れて抽象度が高くなります。

 

※これは僕の感覚で図解したので、人によっては若干差があるでしょうがそれは問題ないです。参考イメージとして捉えてください。

※また、このレベルは心理学でも歴史でも、経済学でも金融でもどんなジャンルでもこういう読書レベルがあると思ってください。ただ中にはレベルが高いものとレベルが低いものでカテゴリーが変わったりするものもあります。

例えば、心理学のジャンルであれば、レベル5がアドラーやフロイト、ユングなど現代まで語り継がれてきているような心理学の源流なのですが、レベル1になってくると水野さんの「夢を叶えるゾウ」のような大衆向けで理解しやすい自己啓発本という感じです。

※ちなみに圧倒的に売れる本のレベルは1か2です。まあ、レベル1、2の人が大多数ですからね。レベル3~5で何百万部のベストセラーはかなり少ないと思います。

 

そしてこれは非常に重要なのですが、

レベル1、2のような抽象度が低い(具体的である)書籍というのは、
とにかく理解しやすいですし、実践しやすいです。
その反面、大勢の人達が実践すると廃れたり、
時代が変わると応用が利かなかったりします。

 

逆に、、、、

 

レベル3、4、5のような抽象度が高い書籍というのは、
色んな背景を知らないと理解しづらいし、
いくらでも自由に解釈することが出来ます。

そして、
時代が変わっても普遍的に使い続けられるということです。

 

なので、
ビジネスで長く稼ぎ続けよう、
時代が変わっても対応できる思考力を身に着けようと思えば、
最初はレベル1から読み始めたとしても、
レベルを意識的に上げて書籍を選択して思考力を鍛える必要があるでしょう。

ずっと、レベル1、2の書籍を読み返していても、
基礎が出来上がればそこから先の思考力は身につかないのですし、

この読書レベルを上げていると、
例えばレベル3のものをレベル1にわかりやすい形で落とし込んで
解説してあげるだけビジネスとして成立するのです。

また、当然レベルが高い書物を読むためには、
基礎知識がなければほとんど読めませんので、
自分のレベルに適した書籍を読み積み上げていく必要があります。

 

様々な書籍を読んで、色んな知識が積みあがっていくに連れて、
その文脈、背景、歴史を知っているからこそ理解出来たり、
予測が出来るようになっていくので知識が積みあがるほど読む速度も上がるのです。

この読書レベルの概念を意識していないと、
ずっと同じレベルの読書を続けてしまう傾向があるので、
読書レベルを意識しましょうということです。

ここまではOKでしょうか?

 

このレベルの概念があれば、
もし自分のレベルに合っていない書籍を読んでいた場合、
レベル調整して自分のレベルに合ったレベルの書籍をチョイスしましょう!

 

自分のそのジャンルの読書レベル+1ぐらいが目安かと思います。

 

もし、
ビジネスマーケティングのジャンルの読書レベル2なら
意識的にレベル3の書籍を読むという感じです。

話題の本(レベル1、2)を時代感を掴むために読むこともあるでしょうが、
自分のレベル以下の本はざーっと流して速読でも読めるので時間短縮して読むといいでしょう。

ちなみに一般的な教養が身についていると、違うジャンルの本を読む場合でも、レベル1からではなくレベル3、4からでも読めたりするので日ごろから基礎教養を身に着けておくのは長期で見ればコスパは良いです。

 

吸収率15倍の効果的な本の読み方とは?

読書レベルの概念を理解して、
自分のレベルにあった書籍を選んだら、
今度はその本をどう読めば効果的に読めるかお話ししていきます。

これら5つのことを意識して
読書が出来ると本の吸収力は15倍高まります!

あ、ちなみに15倍の根拠はありません・・・笑

まあ、でも実際にやれば実感できると思います。

では、
それぞれ解説していきます!

 

❶学びたいジャンルの書籍は複数まとめて読む

同じジャンルの本は一気にまとめて読むことで効率が上がります。

例えば、「お金のリテラシーを高めたい!」という場合、
まずは、レベルに合う金融系ジャンルの複数(最低3冊以上、違う筆者のもの)書籍をまとめ買いしましょう。

というのも、
3つ理由があります。

1つ目の理由が1冊だけ読んで納得してしまうと1人の筆者の主張が正解と思い思考が偏ってしまうからです。

でも、
複数の著者の書籍を読むことで

・何が本質であり、
・何が偏った筆者の主張なのか?

が見えてくるのです。

2つ目の理由が同じ時期に同ジャンルの書籍をまとめて読むことで脳みそに定着しやすいからです。

同じことを違う言い回しで紹介されていたり少し違う角度から同じことを学ぶことで記憶に残りやすくなるのです。

3つ目の理由が複数の同ジャンルの本を一緒に読むことで時代背景や文脈が読み取れるからです。

時代背景や文脈を理解することが、そのジャンルをより深く理解することに繋がります。

例えば、経済学を学びたいと思ってアダムスミスの国富論だけ読むと、
あまり時代背景がわからないのですが、その後のマルクスの資本論やケインズの一般理論、
フリードマンなども合わせてどういうものか知っておくと時代の流れを大きな視点で捉えることが出来ます。

 

❷読みながらスマホでメモを取る

次にメモです。

はっきり言って、
これ、面倒だと思いませんか?

僕も起業当初、
多読していたもののメモを取ることは面倒だと思ってやらなかった時期があります・・・

でも、今だから言えることは、
絶対に読みながら重要だと思う部分はスマホでメモを取ることを習慣化したほうがいい。

(紙とかノートでもメモするのはあなたが使いやすいものでいいでしょう。)

メモをしないといくら読んでも次の日には忘れてしまってこれだと読書効率がガクンと落ちてしまいます・・・

それってめちゃ勿体ないのです・・・

なので、
気になった部分はドッグイヤー(本のページの角を折り曲げる)や線を引くということはもちろん、
同時にメモも取ったほうが後で考えると何倍も効率が良いと断言します。

そして、
重要だと思う所のメモを取りつつ、

・自分がどう思ったのか?
・自分ならどう活用するか?

というアイデアまで書き留めておくことを強くお勧めします。

 

ちなみにSHOWROOMの前田氏の、独自のメモ術も凄く参考になります。

メモを分類してとっておくことで、
記憶に残りやすくなる上後からでも本で得た知識を活用することが出来ます。

これをやっていないと本当に活用出来ませんし、
メモを取らずに本を読んでいた時の知識は活用出来ていないんじゃないかと思います・・・

僕の場合は、iPhoneのメモ帳でフォルダ分けして、
読みながらメモするようにしています。

また図解や重要だと思った部分は書籍を丸ごと写メを取って、
そのメモの中に保存しています。

こんな感じでメモの中に写メで撮って保存できます。

※多分、自分の書いたメモは他の人が読んでもよくわからないと思いますが、自分がわかればそれでいいでしょう。

本の重要な部分の写真撮ることで時間短縮にもなりますしそうやって読書メモコレクションして後で活用しています。

 

❸速読と精読(熟読)を使い分ける

次に本の読むスピードですが、

「速読」と「精読」どちらがいいか?

色々、議論はあると思います。

ただ、
僕の考えでは、
レベルや目的に合わせて速読と精読を使い分けることが大事だと思っています。

速読:5分~1時間ぐらいでさっと読む読書法
精読:1冊をじっくり読み込む。時には何回も読み込み脳みそに定着させる

 

【MOTOが速読する時とは?】

速読をする時というのは、

(1)そのジャンルの基礎知識がある場合
(2)読書レベルを判断する場合
(3)その書籍が自分に役立ち精読する必要があるかどうかの判断する場合

こういう時に速読を使います。

それ以外の時に速読をしてもあまり意味がないと思っています。

特に、自分の読書レベルが2の状態で、
読書レベル3以上の本の速読してもあまり理解が出来ないので意味がないです。

ただし、
もし自分の読書レベルが3であれば、
レベル1、2の書籍は速読可能でしょう。

また、
速読で選別してしっかり読み込むこと(精読)で役立つ書籍だけ精読すると効率が良いです。

僕の場合は、
その書籍がタイトルだけではどのレベルなのか?わからない時
速読を使ってパラパラと全体を読んでみます。

・タイトル
・帯
・著者の経歴
・まえがき
・目次
・あとがき

をざーっと目を通します。

ほぼ本の重要なことや結論はこれらを読めば書かれていますし、

これぐらいであれば、
1冊につきだいたい10分~30分ぐらいあれば出来るでしょう。

この全体像を把握する作業を事前にやっていると、
その書籍を読むスピードも速くなりますし、
文脈が理解できるのでより吸収しやすくなるのです。

そして、
速読で書籍のレベルを判断して、
自分の目的に合うかどうか?
じっくり精読する価値があるかどうかも判断します。

読む価値がないと判断した場合は読みませんし紙の本なら捨てます。

部分的に学べることがあると判断した場合は
精読せず速読だけで自分に必要な部分だけ抽出してメモに書き残しておきます。

 

【MOTOが精読(熟読)する時とは?】

精読する時はどういう時かと言いますと、
読書レベルが自分のレベルよりも高く、
尚且つ速読で判断して読む価値があると判断した書籍です。

レベル2の書籍をスラスラ読めるようであれば、
レベル2の書籍は速読でいいと思います。

ただ、レベル3になるとちょっとスラスラ読めないのであれば、
しっかり精読して読み込んでいくということです。

この精読をすることで、
読書レベルを上げることが出来ますので、

精読しなければ読めないレベルの書籍を読むことも重要になってきます。

そして、精読する場合は特に複数回読み込むことが必要です。

1回で理解できるレベルの書籍はそれはもうあなたのレベル以下の書籍ということのので。。。

また読み方も冒頭から1ページずつ読むのでなく、
速読で全体像を把握して、
次はしっかり読み込んで、
再度気になった部分を読んで、
また時間が空いてから読んでみる。

みたいな感じで何度も繰り返して読むと気づきや得られることも多くなるのです。

ちなみに精読してもレベルが高過ぎて
理解できない場合はレベルを調整しましょう。

無理に戦おうとしても、ボコボコにされてしまいます。そういう時は今はまだ戦う時ではないのです(笑)

そのジャンルのレベルを下げた書籍で
基礎知識を積み重ねてから再度挑戦しましょう。

❹目的を明確にしてから読む

次に、
読書を目的なく読むとエンタメとして楽しめたとしても活用することが出来ません。

逆にその本を読む目的さえ決まっていれば、
アンテナを張っている状態になり、
必要な所はより目に留まりやすくなります。

心理学的に言えばカラーバス効果ですね。

また、よく言われることですが、
書籍の89%~96ぐらいは無駄なサブ的なコンテンツと言われています。

その書籍の主張に説得力や信憑性を持たせるためのサブ的なコンテンツであり、
読んでも読まなくてもどっちでもいい内容であることが多いので、
目的なくどのページも一定の同じペースで読んでいると時間を無駄にしてしまいます。

もし、「1冊の本を隅から隅まで全部読まないといけない!」
みたいな発想を持っているならさっさと捨てましょう。

その発想だと、結局重要な部分も記憶に残りませんから。

目的さえ決まっていれば、

必要な所だけ精読してそれ以外は速読で読み飛ばしていく。
みたいなことが出来るので時間も短縮して自分に必要なことや要点だけ抑えることが出来るのです。

 

❺アウトプットの場を設ける

最後ですが、ぶっちゃけ、
このアウトプットの場を設けるというのは超絶大事です。

アウトプットの場を設けたら、
読書のインプットの質が格段に変わります。

アウトプットの場とは、

ブログに書評を書いたり、
学んだことを誰かに教えたり、
その書籍の議論できる人達のコミュニティに参加したり、

なんでもいいのですが、

読書をする前にそのアウトプットの場を設けているかどうか?
で吸収量が変わるのです。

僕の場合は、
「リベラルアーツ読書会」というサロンに入ってまして、
その読書会での課題図書が毎月2冊出てそれをみんなで議論するのですが、
個人的にこういうアウトプットの場としてのサロンはかなり貴重です。

議論する時に他の人達の意見を聞けるので違う視点を手に入れることも出来ますし、
何度も書籍の内容を反復するので記憶に残りやすいですし、
議論の中で更に実際の行動にどう繋がて行くのか?
まで考える機会があるので行動まで繋がります。

これは単純に面白いし、
長期で続ければかなり身になると思っているので続けています。

あなたも先に読書のアウトプット出来る場を作ってみてはどうでしょうか??

 

効果的な読書の技法のまとめ

まず、読書レベルに合った書籍を読むこと。
読書レベルが合っていないと理解出来なかったり、成長出来なかったりします。

選ぶ読書レベルは自分の読書レベル+1が目安。

なので、
その読む読書はどういうレベルなのか?
そして、その読書レベルで読み方も変えると効果的です。

読書レベルを調整出来れば、
今度は下記の効果的な5つの読書の技法を取り入れましょう。

❶学びたいジャンルの本は複数まとめて読む

❷読みながらスマホでメモを取る

❸速読と精読を使い分ける

❹その本から何を得たいか?目的を明確にしてから読む

❺アウトプットの場を用意しておく

 

これらを取り入れるだけで、
一気に吸収率が跳ね上がります。

一度、読書方法を見直してみてはどうでしょうか??

 

PS:
最後に、かなり参考になった「本の読み方」を解説している書籍を2冊紹介しておきます。
より「読書法」の学びを深めるためには一読する価値はあるでしょう。

読書の技法
東大読書

 

ではでは~

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また、あまり公開したくない、失敗談も全て赤裸々に公開していて、
この失敗談からも学べることが沢山あります。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2010年アパレルの某ブラック会社で日本のサラリーマンに絶望してネットで起業⇒2012年アフィリエイト教材を2万本以上日本一販売⇒精神崩壊⇒4社経営⇒ボルダリング事業やメディア事業を売却⇒2018年MM2Hビザを取得してマレーシアに移住⇒海外投資&ビジネスを通じて成長しまくれるGMM&GMCコミュニティを運営中