どうも。マレーシア在住の起業家&投資家のMOTOです。
僕らは成長しようとしている限り、
どんな人にでも、目指す進路に立ちはだかる「壁」は出現します。
それはどんなステージにいるとか関係なく、
成長しようとする限り出てきます。
「ビジネスでちょっと成功したから、FIREしたから壁はないよね!」
とかないんですよね。
別に経済的自由でも、
成長しようとしている限り常に壁は存在します。
ただ、各ステージにおいて、
どういう壁が出てきて、どうやれば乗り越えられるか?
ある程度パターンがあるので、
知っているかどうかで難易度がかなりかわってきます。
なので、
今回はその中でも、
個人起業して1年未満、
または中々思うような成果が出せない人向けに
乗り越えるべき5つの壁のお話をします。
個人ビジネスやってたら、
どんなジャンルでも壁になること、
躓くポイントって同じなんで、
事前に知っておくと乗り越えやすくなると思います。
目次
個人起業で出現する5つの壁
個人起業して最初に出現する壁は5つあります。
(1)情報錯乱の壁
(2)継続できない壁
(3)失敗恐怖症の壁
(4)個性重視の壁
(5)自己肯定感の壁
ビジネスをやっているけど、思うように成果を出せていない人は、
この5つのどこかの壁にぶち当たっている場合がほとんどだと思います。
この5つの壁を乗り越えると、
成果は圧倒的に出やすくなります。
それでは、
1つずつ壁と壁の乗り越え方を解説していきます。
(1)情報錯乱の壁
ネット上には、
いろんな情報、メディアやインフルエンサーの
多種多様な情報が溢れかえっているので、
一体、どの情報が正しいのか?自分に適しているのか?
がわからなくて混乱してしまう壁です。
間違った情報を一生懸命実践し続けても
一生上手くいくことはないですし、
自分(能力やレベル、状況)に適していないノウハウを
実践しても上手くいきません。
最初は、
自分が一体何をすればいいか?わからないので、
偶然見つけたインフルエンサーを信じて、
ついていってしまって搾取されたりするケースも多いです。
情報錯乱の壁の乗り越え方
この壁を超えるには、
「情報リテラシー」を鍛える必要があります。
情報リテラシーを高める訓練をしていないと、
情報を正しく見る目は養えません。
その情報リテラシーを鍛えていない状態(情報弱者)で、
偶然にネットで知ったなんか凄そうな人がいれば、
その人にひょいっとついていってしまいます。
知名度、チャンネル登録者数、フォロワー数、
インフルエンサーというだけで
信じてしまう人がほとんどでしょう。
1つの情報だけを盲信していると、
成功するのがかなり難しくなります。
(偶然、良い情報に出会えることのほうが少ないため)
ネット上には、いまだに詐欺師的な人達もかなり多いので
そういう人にずっとついていくと搾取され続けてしまいます。
だから、
情報リテラシーをいかに高めるか?超重要なんですが、
「情報リテラシーを鍛えよう」みたいな情報は
ネットではあまり出てきません。
なぜなら、情報リテラシーを鍛えられると、
詐欺師的な人、情報リテラシーが低い人を商売にしていた人達の
商品が売れなくなるからです・・・
(※大手企業の多くも情報弱者をターゲットにしていたりします)
そのため、
出来るだけ情報リテラシーが低いままでいてもらうほうが
低品質な商品を販売する人達からすれば
都合が良いから鍛え方の話はしませんが、
運良くこの記事にたどり着かれた人に言えることは、
真っ先に、情報リテラシーを鍛えたほうが良いということです。
まず、
自分の身は自分で守れるようになる必要がありますし、
情報リテラシーを鍛えて自分に最適な情報を見つけることが
最初の一歩になるでしょう。
情報リテラシーの鍛え方は、
以前記事にしたので
まだ読まれていない場合は、
この2つの記事を読んでみてください。
(2)継続出来ない壁
次に、
意志力(やる気やモチベーション)だけで継続しようとして途中で挫折してしまう壁です。
ビジネスだけでなく、
ダイエットとか筋トレとか、英語の勉強とかどんなことでも言えることですが、
意志力に頼って実践しても、まあ続きません。
ぶっちゃけ、
人間の意志力なんてめちゃくちゃ弱いからです。
僕だって、意志力はあまりないから基本的に怠惰ですし、
毎朝起きれず、二度寝どころか五度寝ぐらいしてしまう時があります。。。(汗)
だからまず、
意志力に頼って継続するのは不可能だ。
とまず認識すべきでしょう。
じゃあ、
どうやって継続出来ない壁を乗り越えるのか?
継続出来ない壁の乗り越え方
継続出来ない壁の乗り越えるための、
最も簡単な方法はネガティブパワーの活用です。
僕であれば、
ブラック企業でサラリーマンとして働いていて、
そこの環境が劣悪過ぎて、
「こんな会社絶対に辞めてやる!」という怒りのネガティブパワーが
最初ビジネスで成果が出るまで継続する原動力になりました。
怒り、不満などのネガティブパワーが大きければ大きいほど、
そのパワーを他のことに転換出来れば、継続することが出来ます。
しかし、問題は、
今の現状にほどよく満足してしまっている場合です。
多少の怒りや不満はあるし、
もっと人生を良くしたいと思っているけど、
今もそこまで不自由なく生きられている状態。
最初は、怒りや不満を持っていたけど、
人はその状態が続くとそれが当たり前だと慣れてしまう
という性質もあります。
まさに茹でガエル状態です。
日本人の大半は、この状態だと思います。
この状態になると、
ネガティブパワーは活用出来ません。
その状態で継続するためには、
以下の3つです。
・継続出来る環境に飛び込む
・楽しむ工夫をする
・作業の細分化と目標を設定して習慣化
意志力、やる気やモチベーションで継続は天才以外不可能なので、
こういう工夫をして意志力を極力使わずに継続する必要があるのです。
(3)失敗恐怖症の壁
次に、
ちょっとした失敗でも怖がってしまって進めなくなってしまう壁です。
何かの書籍や教材、コンテンツとか買う際でも、
レビューのチェックばかりに時間を使い過ぎて、
力尽きてしまい結局何も買わないってことありませんか?
「今後、仮想通貨が面白いよ!」
「SNSで情報発信しましょう!」
と言われても、
中々始めることが出来なかったり。
失敗したり、損することを過剰に怖がってしまうことで、
逆に機会損失(目に見えない大きな損失)してしまっている人が実は多いです。
これをやって失敗したらどうしようと考えすぎると、
悩んだり、考えることだけで大量にエネルギーを消耗するので、
どんどん行動できなくなってしまいます。
行動出来ないと、
何の経験値もたまらないから、
成長も出来なくなります。
ドラクエで例えるなら、
スライムが出てきた時に、
戦うかどうするか何時間もずっと考えて、
やっぱり負けるのが怖いから戦わないでおこう。
みたいな感じです。
何の経験値も得られず、
時間をムダにして終わります。
どう考えても、
考える時間0で、
さっさとスライムと戦ってしまったほうがいいですよね?
もし勝ったらそのまま経験値が手に入るし、
もし負けても次勝つために良い武器を探してくるなり、強い仲間を探してくるなり、
別の方法を探せばいいので、一歩先に進むことが出来ます。
でも、
これが自分の人生になった場合、
ひたすらスライムと戦うかどうかで大量の時間を使い
悩み続けている人が多いということです。
失敗恐怖症の壁の乗り越え方
失敗恐怖症の壁を乗り越えるためには、
経験値第一主義になることです。
致命傷以外のリスクであれば、
積極的にとってしまったほうが長期的で見れば圧倒的に効率が良いことを
腹落ちさせられるかどうかです。
失敗すればするほど、
その次、同じようなことで迷った時、
決断しやすくなるし、
コンテンツビジネスを学んでいれば、
損したことや失敗した体験談というのは、
お金に変えることも出来ます。
例えば、
この記事とかも、僕の失敗談ですがけっこう読まれました。
↓
僕も今まで数多く失敗してきたし、
詐欺にも会いまくってきました。
途中、研究するために自ら詐欺案件に会いに行ってきた
という時期もあるぐらいです。
総額2億円以上(現在の価値で)ぐらいは投資で失敗しましたが、
でも、
この詐欺師達から学んだことはめちゃくちゃ生きています。
資産も一時的には失った時期もありますが、
結果的に今は増えているので、
詐欺に会う経験をたくさんしてきて良かったと思っています。
色々なことを経験しまくっていれば、
いろんな人が興味持ってくれますし、
それだけ新しい価値を生み出せるようにもなっていくのです。
だから、経験したことないことは、
メンタルブロックがあっても、苦手なことだったとしても、
「とりあえずやってみる!」を口癖にやってみて
無意識に行動出来るぐらいまで反復しましょう。
ただ、、、
一点注意すべきことがあります。
経験値主義で思い切って挑戦したら、
めっちゃ失敗したり、一時的に大損することもあるでしょう。
ただ、そういう時に、もう挑戦するのはやめよう。
と守りに入ってしまうのは非常に勿体ないです。
「失敗した時は、その失敗を次にどうやって活かすか?」
を考えられるかどうかが大事なので。
この思考がないと、
同じ失敗を何度も繰り返すことになり、
これは時間のムダにします。
(4)個性重視の壁
次に、
自分の視点、オリジナリティをやたらと重視することで乗り越えられない壁です。
講座や教材などで学んだノウハウに対して
自分はこの部分だけは実践しようと、
無意識に自分の都合の良いように解釈して実践してしまったりします。
例えば、
Youtubeで実践しましょう!というノウハウがあった時に、
「自分はYoutubeが苦手だから、インスタだけ実践しよう」
みたいに自分の都合の良い所だけつまみ食いしたり。
ビジネスをするにはまず環境を変えることが前提!
と言われても、
「稼げるようになってから環境を変えればいいっか」
という風に解釈を変えてしまったり。
教材や講座で言われたことを
素直に受け入れることが出来る人ほど
成果を出しやすいのですが、
自分の視点や都合を重視するフィルターがあるので、
そのフィルターを通して解釈してしまうほど
上手くいかなくなっていきます。
どれだけ良い教材やノウハウを実践したとしても、
成果に大きな差が出るのは、これが大きな理由でしょう。
また、
自分の現状の能力や個性を重視することでも
壁を乗り越えれなくなります。
例えば、
「自分はデザイナー10年をやってきたから
このスキルを活用して稼げるようになりたい!」
というような感じで、
今の自分の強みを活かしたビジネスにこだわる人がいますが、
これはビジネスで成果を出すということを目的にした場合は地獄です。
「ビジネスで成果を出すなら、ニーズ(需要)を優先させる」
これしかないのです。
自分の強みにこだわるよりも、
ニーズに合うスキルを
再度、身につけたほうが圧倒的に早いのです。
もちろん、
今まで培ってきた自分の強みやスキルは無駄ではなく
後から繋がり活かされる時は必ず来ます。
でも、最初から活用出来ることのほうが少ないことを
知っておいたほうが良いです。
他にも、
「自分はラーメンが好きだから、その飲食店をやります!」
みたいに、
安易に自分の好きなことをビジネスにしようとする人も
後をたたないのですが、ほとんど上手くいかないですよね。
そもそも、
あなたが好きな分野は基本レッドオーシャンであることが多いのです。
好きなことよりもニーズがあるジャンルを選ぶほうが
圧倒的に効率よく早く成果が出せることを知っておく必要があります。
好きなことを追求して稼ぐことは出来なくないですが、
それは、最も茨な道であることを理解しておく必要がありますし、
それでも、自分は茨の道と思わない人だけが進める道だと思います。
耳の痛い話ですが、
上手くいっていっていない時の
自分の視点・自分の強み・個性、オリジナリティを優先しても、何も良いこと有りません。
今の自分のオリジナルのマインドセットやスキルなどで稼げるなら
すでに稼げているはずですから。
オリジナルを封印して、成功モデルを勇気出してパクれる人ほど成功する
オリジナルでやっていいのは、一度ビジネスで上手くいってから。
個性重視の壁の乗り越え方
個性重視の壁を乗り越えるために必要なことは、
・フィルター外のことをやる
・リサーチ
・モデリング
この3つです。
フィルター外のことをやるとは、
今まで自分が苦手と思っていたこと、
面倒だと思っていたこと、
メンタルブロックがあること、
こういう今まで避けていたことを意識的にやってみるということです。
自分の今まで生きてきたフィルターで物事を見ている限り、
中々成長出来ないので、それ以外を積極的にやるということです。
セミナーなどで教えられたことの中で
一番、耳が痛いこと、避けたいことほど
やってみると成長出来るのです。
次に、
目指したいという成功者(成功モデル)を探して徹底的にリサーチ出来るかどうか?
誰よりも詳しいぐらい調べて分析しているか?
そして、リサーチして分析したら、
それを忠実にモデリング出来るか?
最初は、自分を捨てて、
上手くいっている人を表面だけでなく、
行動や思考まで丸パクリするのです。
これが出来る人は、
個性重視の壁をひょいっと乗り越えて、
早く成果を出すことが出来ます。
成果を出せるようになってから、
個性を重視すればいいので、それまで個性は封印してこの壁を乗り越えましょう。
(5)自己肯定感の壁
最後は、自己肯定感の壁です。
たとえ稼げるチャンスがあったとしても、
自己肯定感が低いために「これは自分がやっても無理だ」と思ってしまい
行動出来なくて挫折して乗り越えられなくなる壁です。
日本人はこの自己肯定感が低い人がかなり多いです。
(学校教育で、減点方式で足りていないことばかり怒られる教育をされているから)
僕は、
日本人の中での能力の差ってそこまでないと思っていて、
ビジネスで成果を出せるか出せないかも、
結局、ある程度、自己肯定感が高い状態を作れているかかどうかだと思います。
自己肯定感の壁の乗り越え方
自己肯定感の壁を乗り越えるための方法は、
ぶっちゃけたくさんあり、それだけでも1つの講座になるので、
ここでは、特にやりやすい3つをご紹介します。
それは、
・自己肯定感の高いコミュニティに所属する
・運動の習慣化
・感謝ノートの習慣化
です。
まず、自己肯定感を下げられるコミュニティからはさっさと逃げるべきです。
あなたのことを、やたらと否定したり、けなしたりしてくる人間関係から卒業しましょう。
それが、会社かもしれないし、家族かもしれないし、恋人かもしれない。
でも、自己肯定感を下げられ続けると、
行動するエネルギーが全く湧いてこないので、
どんなチャンスが来ても行動出来ず掴むことが出来ません。
だから、そういう劣悪な環境があったら逃げることに集中して逃げましょう。
(そういう環境から逃げるだけでも凄く大変ですが勇気振り絞って逃げる必要があります)
それが出来れば、
今度は、自己肯定感を高められるコミュニティに参加しましょう。
お互いに応援し合ったり、支え合ったり、承認し合えるようなコミュニティです。
環境が大きく変わると、
自己肯定感もかなり変わり始めます。
後は、すぐ出来ることは、運動の習慣化ですね。
毎日30分でもいいのでウォーキングしたり、
とにかく、身体を動かすこと。
運動しないで頭だけ疲れてしまうと、
ネガティブなことばかり考えてしまい、
自己肯定感も下がってしまいます。
3つ目は、感謝ノートの習慣化。
これもいつも言うことですが、
寝る前に今日1日の中での感謝出来たことを
30個ほどノートに書きます。
効果を感じるまで半年ぐらいかかりますが、
毎日寝る前に、感謝して寝ると自己肯定感が自然と高まっていきます。
まずはこの3つが出来ると良いかと思います。
より、詳しく学びたい人は、
GMM講座で、かなり詳しく自己肯定感の高め方から解説しているので、
そちらで学ばれると良いでしょう。
成果を出すために乗り越えるべき5つの壁のまとめ
最後に、もう一度まとめておきますね。
個人起業して成果を出すために乗り越えるべき壁は5つあります。
(1)情報錯乱の壁
(2)継続できない壁
(3)失敗恐怖症の壁
(4)個性重視の壁
(5)自己肯定感の壁
あなたが、今どの壁でぶつかっているのか?
また、今後、チャレンジしていくとどの壁にぶつかりそうか?
事前にわかっていれば、
乗り越えやすくなると思います。
ではでは。
本日は以上です。
有難うございました!
MOTO