色んな経験や体験を積み重ねていくことで新しいビジネスアイデアを得ることが出来たり人生の質が上がると考えているので、憧れと恐れがある混在していたNYに1ヶ月住んで語学留学と文化を体験してきました!
目次
なぜ1カ月間ニューヨークを選んだのか?
英語の学習、語学留学を体験してみたかったこと、NYという憧れていた文化を観光ではなく住んでみてどうなのか?体験してみたかった、外国人の友人を作ってコミュニケーションを取りたかった。などポジティブな側面と、
NYは治安が悪い、早口で英語が聞き取れない、コミュニケーションが取りづらいなど他の英語圏よりもハードルが高そうだというネガティブな側面など色々加味して一番刺激がありそうなのでNYに1ヶ月間住んでみることにしたわけです。
で、ぶっちゃけNYはどうだったのか?
少しニューヨークのイメージをお伝えするためにニューヨークで仰天したことを列挙してみます。
1:物価が日本の3倍!
当然、情報としてNYは物価が高いという情報は聞いているわけですが、実際にNYの中心地で生活してみてその物価の高さを体感したわけです。
ラーメン1杯20ドル(約2100円)超え!
ラーメン自体も高いが、そこに消費税8%~、チップが10~20%ぐらいかかるので更に上がる。
これが円安になって1ドル130円ぐらいになるラーメン1杯3000円の世界・・・
でも、NYではラーメンが大人気で夜とか混んでいる時に行ったので僕は2時間ぐらい待ちました汗
ちなみにチャイナタウンという場所では良心的な価格ですが、
それ以外のNYマンハッタン中心地だと日本の3倍ぐらいのイメージです。
今回、NYに滞在した所はイーストヴィレッジというNYの中心よりの所をAIRBNBでシェアハウスを取ったのですが、1ヶ月35万ぐらい・・・
シェアハウスの個室で35万はかなり高いですよね。
まあ、日本の感覚で言えば、1ヶ月10万円でも高い感じの所です。
写真ではお洒落で綺麗に見えるんですけどね笑
2:食べ物が大雑把
次にあげるなら、食べ物が不味い・・・
まあ、不味いと言いますか、日本食がうますぎるのか?・・・
観光で数日間ピザやステーキを食べる分には満足かもですが、
僕は3日も経たずして日本食が恋しくなり早い段階でNYの日本レストランにお世話になっていました・・・
(日本レストランは普通に美味しいです)
3:綺麗ではない・・・
そして全体的にNYは汚いですね。これもNYの視点から見れば普通なのか?それとも日本が綺麗すぎるのか?
日本人が潔癖過ぎるのかもしれませんが・・・
写真で見る分にはお洒落そうな感じになるんですけど、基本的に汚い感じです。
地下鉄とか電車は特に汚いです。
でも、それもあまりニューヨーカーは気にしません。
心が広い!とも言えるかもしれません笑
4:地下鉄の概念の崩壊
更に、地下鉄には時刻表という概念がありません。
遅れることは日常茶飯時、電車に表示されている行先と違う行先に行くこともあったりします。
(Aと書かれている電車なのにBの行先に行ったりする)
さすがに始めて全く違う行先に行った時は自分の見間違いかと何度も目を疑いましたが、どうやらアナウンスで英語では「週末は違う路線に変更しています」と言っていたそうです。
「じゃあ、せめて行先の表示を変えてくれたらええやん!」
と思うのですが日本の常識はNYでは全く通じません。
その上、ちょっと空いている電車に乗っていると2回に1回ぐらいは物乞いか、
アマチュアのミュージシャンとかダンスパフォーマーが電車に乗り込んできて大爆音でパフォーマンスをしたりします笑
危ない危ないってなります笑
でも誰も注意する人がいないですし、むしろチップを上げていたりします・・・
本当にNYは自由でアピールした奴が勝つ世界ですね笑
5:驚きの暖房器具
これ↓なんだと思いますか?
感覚的に暖房器具であることはわかるんですが、スイッチが見当たらないのです。
クルクル回すバルブみたいなものはあるのですが、回しても閉じても部屋は一向に暖かくなりません・・・
どうしたもんかと思って数日が立ったある朝の5時頃、突然、大きな音で「カン!カン!」となり始めるではないですか。。。
何か、部屋が爆発するんじゃないかとあわてて飛び起きたのですが、どうやらこの暖房器具が音を立てていてバルブを閉じても鳴りやみません。
うるさいなあ・・・と思いながら、強引にその時は寝ました。
後で、オーナーから聞いた話によると、どうやらアパートのオーナーがこのアパート全体の暖房器具を管理しているらしく、暖房をつける時に暖めている時に生じる騒音がアパート全体に響きます・・・
「もっとその騒音なんとかならんのかい!」って思うのですが、NYではスペースの問題で暖房設備がだいたいこの古い機械だそうです。
といいますか、日本のエアコンは静かで快適過ぎるのです。
・・・・・
という感じで、他にも色々ありますが、最先端の街のイメージなのに不便すぎることが結構あります。
1ヶ月のNY語学留学はどうだったのか?
以前にフィリピンの2週間という超短期留学に行ったのですが、フィリピンとの比較です。
フィリピンはマンツーマンレッスンで1日8時間ぐらいみっちり出来るのですが、NYではビザの問題で観光ビザだと1週間に20時間ぐらいしか出来ません。
その上、金額的にもフィリピンはNYの3分の1以下なので英語だけを学ぶ短期留学にはフィリピンとかのほうが向いているとは思います。
(NYが1ヶ月グループレッスン20時間×4週で20万円ぐらい、フィリピンはマンツーマンレッスン30時間×4週+食事+寮付きで15万円ぐらい)
ただ、ニューヨークに集まる学生層が、ブラジルやコロンビアなど南米人が多くてそういう人達と仲良くなれる機会って他では中々ないのかなとも思います。
他にもフランス人やトルコ人、色んな人種の人達が集まっていて色んな人種と交流を持ちたい場合であったり、語学留学以外の目的がある場合(NYの文化を体験したい、ストリートダンスを学びたい、アート、グラフィティを学びたい)はニューヨークがいいのではないかと。
僕の場合は午前中は英語学校に通って、午後は学校のアクティビティか知り合った友達と色んな観光地を巡ったりご飯食べたりして過ごしていたのでかなり充実していました。
とはいえ、1カ月間で英語を学んでもニューヨーカーの英語は早過ぎて中々聞き取れないですけど・・・
1ヶ月でなんとなく英語に慣れてきたという感じですね。
それだったら、まとまって1年間とか取れる時に留学したほうがいい!と思う人も多いと思うのですが、とりあえず1週間だろうが1ヶ月だろうが行ってみるほうがいいとは思います。
今までは相当メンタルブロックがかかっていて中々NY留学に行けなかったですが一度経験したことで次に行くときのハードルがかなり低いです。なので、長期で取れないにしても、どんどん短期留学したらいいんじゃないかと思います。
NYで良かったスポットや観光5選
NYで良かったスポット、観光5選も載せておきます。
1:お金をかえずピクニックを楽しむならハイライン
昔の電車のレール跡を1キロほどのおしゃれな散歩道にしたものです。
ここは晴れた日に歩くとめちゃくちゃ気持ちいいので是非晴れた温かい日には歩いてみてください!
途中でブルーボトルコーヒーなどもあって一服しながらゆっくりした休日を過ごせます。
2:お金をかけて豪華に楽しむならディナークルーズ
NYの市街、自由の女神、ブルックリン大橋などをディナークルーズで楽しめます。
ジャケット、ドレス着用などのドレスコードもあり、船内では生演奏などもあり、オシャレなムードを演出してくれます。
だいたい一人2000ドル~ぐらいから予約できます。
3:NYで感動の味わうならブロードウェイ
NYと言えば、ブロードウェイミュージカル!と言われてるぐらい凄かった!
毎日、ライオンキングとかアラジンとか有名なものからマニアックなミュージカルまで色んなミュージカルが公演されている。
僕が見たのはシルクドソレイユのミュージカル版で英語でストーリーが進むのですが動きとニュアンスでだいたいわかります。
神がかったアクロバティックな演技に感動します!!
ちなみに日本の会社を通してチケットを買うとかなり割高なので見に行く人は「TIX」というブロードウェイの割引チケットアプリをダウンロードしておくことをお勧めします。20%OFFぐらいから70%OFFとかでミュージカルのチケットが取れたりするので。
4:見てるだけで楽しいブルックリンフリーマーケット
ブルックリンで週末に開催されているフリーマーケット!
特に何を買うでもないが見てるだけで楽しめる。
ガラクタばかりだけどどうやってこれを使うんだろう?と考えていると結構楽しめる(笑)
5:NY近辺で行ける世界最強のジェットコースター
ニュージャージー州にあるシックスフラッグ(SIXFLAGS)という世界でも最強クラスのジェットコースターがあるということで行ってみました。
この角度はさすがにないだろ・・・
最初、見た時笑いました。
このジェットコースターはスタート時からいきなり時速200キロでスタートします(笑)
早過ぎて息も出来ない一瞬で終わります。
あの、落ちる落ちる!という感覚を味わうことなく終わりますが斬新で面白かったです!
今回1ヶ月間NY滞在&留学を経験して大きく感じたことのまとめ
1つ目:日本はずば抜けた人が出ずらい環境
NYに1ヶ月住んでみた結果、日本の環境がいかに整っているのか?サービス、質は世界トップクラスであることを体感しました。
その反面、日本という国でずば抜けた人が中々出てこない理由もより体感できました。
というのも、日本は快適過ぎるがゆえに、自ら果敢に新しいことに挑戦していかなければ挑戦しなくても生きられてしまう国なのでハングリー精神がいつの間にかなくなっていき、今の現状のままでいいや・・・という感じになってしまう空気間がある国だと感じます
その上、果敢に挑戦して成功しよう、目立とうとする人達を周りの人達が叩く文化でもあります。
だから、極力目立たないようにしようという意識が無意識的に働きますし、みんなと同じであることが美徳とする文化でもあります。
勿論それは協調性といういい側面もありますが、ビジネスなどで成功しようとする状況ではかなり足を引っ張ります。
サラリーマンでいると中々独立出来ないのがその典型例でしょう。
逆にNYだと全く逆でとにかく主張する奴が勝ちます。むしろ、周りの目を気にしてハングリーに挑戦していかない奴はどんどん落ちていく環境です。
当然、そんな環境だからこそ、ハングリー精神は育ちやすいですし、色んな人種がアピールし合っているのでお互いに刺激を受け合い、更にそれをお互いに応援し合う文化なのでずば抜けた人、会社が育ちやすい環境なんでしょう。
そういう面でも、一度NYに訪れて「刺激」を味わってみるといいかもしれません。
ちなみに、日本のアニメや漫画のヒーローは、警察官や公務員的な職業の人達がヒーローになりやすいのですが、アメリカでは金持ちや成功者がヒーローになりやすいです。
こういう所にも日本とアメリカの文化の違いが如実に出ていると思います。
日本で成功者、金持ち=悪というイメージが根強いので金持ちがヒーローにはあまりならないのですが、アメリカでは金持ちは慈善活動をする人というイメージがあり、金持ち=人気者であるのでヒーローもどこかの財閥の御曹司とかがヒーローになるケースが多いのです。
2つ目:メディアが報道しているイメージとの乖離
これは、NYを憧れていて行ってみたい人に対して否定的なものではなく是非一度はNYに行って自分の目で確かめてほしいのですが、色々なメディアが報道して思い込んでいたNYとは個人的には全然違ったということです。
ニューヨークは世界最先端の街であり、建物も人もオシャレも色んな文化が混じり合いお洒落で刺激的な憧れの街・・・
というイメージを持っている人が多いと思います。
僕もそんなイメージを持っていました。
まあでも、そのいいイメージは一部の切り取った側面だけを誇張され過ぎている感じがします。
観光で訪れると中々見えにく部分かもしれませんが、生活をしてみるとメディアの報道と実際の生活に乖離を体感できると思います。
まあ、これは別にNYに限った話ではなく、どこでもメディアの発信する情報、人から聞く情報も含め、それを鵜呑みにし過ぎることなく、自分の目で見て肌で感じることが本当に重要だと思います。
特に今の時代、どんな情報でもすぐ手に入るのでついつい楽に鵜呑みにしてしまうと情報に操作されて生きる人生になってしまうのではないかと思います。
ということで、日本とは真逆の刺激を体感するためにも、ハングリー精神を研くためにも一度はNYに行って自分の目で見て肌で感じて来てもらいたいなあと思います。