どうも。マレーシア起業家のMOTOです。
先日、キングコングの西野さんやオリラジの中田さんが
吉本を辞めていくということがニュースで話題になっていました。
最近は、
ジャニーズ事務所からも脱退刷る人が増えていたり、
YOUTUBER事務所のUUUMからも
所属していた人気YOUTUBERがどんどん脱退していく
みたいなことが起きています。
これらのニュースはこれからの時代の、
働き方や生き方を象徴していると思うので、
ブログで僕の考えを解説していきたいと思います。
で、
西野さんも中田さんも、
YOUTUBEとかでは、
円満退社と言われていますが、
実際の所、辞めた理由をもう少し言葉にすると
以下の3つの理由かと思います。
【理由1】ネットを活用すれば会社に頼らなくても個人で稼げるから
【理由2】ヒエラルキー型(縦型)の会社に所属すると束縛されるから
【理由3】多用な価値観に触れてもっと自由に生きたいと思ったから
おそらく、
2人とも吉本を辞めることは数年前からずっと考えていたことだけど、
吉本には若手の頃から育ててくれたり
先輩芸人達との付き合いや義理みたいなものがあって
中々辞められなかったのだと思います。
ただ、
これからの時代は、
この西野さんや中田さんのように従来の会社組織のヤバさに気づいて、
吉本だけではなく色んな芸能事務所も
どんどん辞める芸能人が増えていくと思っています。
もちろん、
この記事は芸能人の話ではなく、
一般人にとっても同じことであり、
従来の会社からは、優秀な人材から抜けていきます。
今回は、
お二人の吉本退社の事例を基に、
今後、従来の会社が潰れていく理由を解説していこうと思います。
ここから未来の働き方や会社を考えて、
今から準備して行動を起こせる人にとってはもっと生きやすい時代になると思います。
目次
理由1:ネットを活用すれば会社に頼らなくても個人で稼げる
今やネットで稼ぐというのは
誰もが当たり前に出来るようになってきた時代です。
別に会社で雇われなくたって、
スマホアプリで「UBERイーツ」とかに登録して自転車で食べ物を宅配して
月20~30万円とか稼いでいる人達はたくさんいますし、
何かしらのスキルを持っていれば、
ココナラやタイムチケット、UDEMYなどの
スキルを販売するプラットフォームを使えば稼ぐことが出来ますし、
メルカリを使って転売して稼ぐことも可能です。
ブログ記事やSNSで投稿してアフィリエイトで
収益を出すことだって可能です。
僕も
個人でアフィリエイトやコンテンツ販売だけでも
数億円稼ぎましたし、
西野さんのようにブログなどで集客して
有料のオンラインサロンで稼ぐことも可能です。
いまや、
西野さんは、オンラインサロンで月商7000万円のようですからね。
年商10億円近く稼ぐわけですよ。
中田さんのようにYOUTUBE動画を伸ばして、
広告収入を得ることも出来るわけです。
広告収入だけで年商2億円と言われています。
そんな時代において、
西野さんも中田さんもタレントの知名度があり、
そこにマーケティングをちゃんと学んで
ビジネスの仕組みを構築していったので、
個人で会社に所属する以上に
集客出来るし稼げるようになったわけです。
にも関わらず、
吉本に所属していると給料の取り分が8:2という話もあるぐらいです。
(どこまで本当かどうかはわからないですがそれに限りなく近いのではないかと)
もし、
自分の知名度がない時は、取り分が8:2でも、
吉本の会社の知名度や集客して貰えるのは有り難いでしょうが、
ある程度認知されるようになり、
自分でネットで集客できて稼げるようになると
吉本に8割を会社に持っていかれると、
どうしても割に合わないと思うのは当たり前でしょう。
TVというマスメディアだけが主戦場だった時代は、
自分にどれだけ知名度があったとしても、
吉本のコネクションは絶対だったわけです。
もし、
自分勝手な行動をして吉本から嫌われるとTVに出演することができなくなりますし、
取り分が8:2でも、それを受け入れるしかなかったわけです。
でも、今は違います。
TVよりもYOUTUBEやネットに
主戦場が変わっていっています。
今までの会社のコネクションや利権などの影響が
どんどん薄まってきているわけです。
そうなってくると、
個人で稼ぐ力を身に着けた芸能人から、
どんどん所属会社を辞めていくという流れは
加速していきますね。
これは、
別に芸能事務所だけの話ではなく、
一般の会社でも同じことが起きていきます。
会社で働きながらも、
副業でコツコツと自分の実力を高めて
ネット上で資産を築いている優秀な人達から
どんどん会社を辞めていくでしょう。
特にオンラインビジネスを中心にやっている場合は、世界のどこでも出来るので、わざわざ税金が高い日本でビジネスをする必要がなくなります。
僕もマレーシアに移住しましたが、海外移住したい願望がある人にとっては一石二鳥だったりします。
理由2:ヒエラルキー型(縦型)の会社に所属すると束縛されるから
次に、
西野さんや中田さんが吉本を辞めた理由として、
収入面だけでなく、束縛というものがあると思います。
従来の会社というのは、
ピラミッド型のヒエラルキーの組織です。
もうこれが古臭い・・・
僕もこういう体制が大嫌いで脱サラして起業しました。
この体制がこれからの時代に合わないし、
上司や部下という強い階層があることがもはや成り立たなくなると思っています。
どれだけ理不尽なことでも
上司の命令は絶対服従すべき風潮とか・・・
芸能界もそういう空気がありますよね。
大物の芸能人に対して少しでも否定した意見を発すると干されるとか。
ネットではもっと自由に発言できるけど、
TVだと忖度し続けないといけないので自分主張を持っている人からすれば、
とても生きづらい環境だと思います。
特に、
西野さんも中田さんも自分の軸というのをしっかり持っています。
「自分はこうだ!」と思うことを発信出来る人からすれば、
TVとかヒエラルキーの縦型社会はとても居心地が悪いのだと思います。
そして、もう1一つ。
従来の会社は、
とにかく無駄で非効率なルールやコンプライアンスで
ガチガチに固められています。
これも本当にストレスの種です。
終身雇用とか、年功序列とか、新卒採用とかいつまでやってるの?
日本の文化でもなんでもなく、戦後アメリカ人が作った制度を今の時代もなお採用している意味がわからない。
どんどん転職すればいいし
年上、年下関係なく学べばいいし
新卒とかどうでもいいしもっと自由に生きればいい。
— MOTO????コンテンツ&コミュニティビジネス起業家 (@mmoto001) February 1, 2021
例えば、
ツイッターでも言いましたが、
・終身雇用
・年功序列
・新卒採用
などもそうですよね。
どれも今の時代には不要です。
みんな不要だし無駄だし合理的ではないとわかっていても、
中々変えることが出来ないのが現状です。
従来の会社はルールで縛られすぎているので、
1つのこと決めるにしても部長や社長のはんこが必要で、
承認されるまでに何ヶ月もかかったりするわけです。
今の時代、そんな亀のようなスピードでやっていると、
時代が終わってしまいます。
西野さんも中田さんもどんどん新しいことをしたいのに、
いちいち、吉本のゴーサインを待っていたらチャンスを逃すというのも
あるのかと思います。
そういう会社に所属していると
無駄な作業に時間が取られて、
ストレスだけたまっていくだけですし、
やめようってなりますよね。
他の会社も同じで、
時代のスピードに合わせられない従来の縦型会社は
どんどん崩壊していきます。
コロナ禍でもかなり露呈しましたが、
もう従来の会社はあまりにも無駄が多くて
時代に合わなくなってきていますしほとんど不要なのです。
理由3:多用な価値観に触れてもっと自由に生きたいと思ったから
昭和、平成時代までは、
TVメディアという一極集中でした。
だいたい、
国民全員が同じTV番組を見たり、
同じドラマを見ていました。
みんなと同じCDを買って、
みんなと同じようなライフスタイルを送る
だから、国民の価値観が統一されていました。
価値観が統一されているとそれが常識で、
その生活にあまり疑問を持たないんですよね。
でも、
今や誰もがスマホやPCやタブレットを持っている時代です。
海外の文化や情報も気軽に入手出来るし、
個人で色んな価値観で情報発信している面白い人達が増えてきました。
自分の好きな情報にいつでも触れることが出来るようになったのです。
そうなったことで、
今まで統一されていた1つの価値観に
疑問を感じる人が増えて、
色んな価値観が生まれ始めたのです。
・ずっと家で引きこもりYOUTUBEのライブ配信で生きている人
・家を持たず定住しないライフスタイルを送っている人
・海外を渡り歩いているノマド生活を送っている人
などなど・・・
色んなライフスタイルがあるわけです。
もう、
会社で働いてて定年退職するという
価値観が崩壊しかかっていますし、
崩壊するのも時間の問題です。
西野さんも中田さんも、
ネットを主戦場にしたことで、
新しい価値観をどんどん取り入れて、
どちらも、
お笑いだけではなく、もっと広いエンタメを届けよう!
世界レベルで発信しよう!と考えるようになっていったわけです。
そうなってくると、
従来の吉本の価値観に違和感を感じるようになります。
「TVを通してお笑いを日本人に届ける」
みたいなのがとても古臭く感じ始め、
価値観の食い違いが起きたのです。
多分、
ここが一番、辞める理由としては大きかったんじゃないかと思います。
その会社と価値観が全く合わないと、
どれだけ給料をもらえたとしても
他の福利厚生が良かろうとも、
幸せに生きることが出来ないので
ずっと働くことは出来ないのです。
これからはコミュニティ型の時代・従来の会社に依存せず準備を進めよう!
まとめると、
西野さんや中田さんは、
従来の会社(吉本興業)にいると生きづらいし、
もっと自由に生きる選択をされたんだと思います。
で、
この話からわかるように
従来のスタイルの会社にとっては厳しい時代です。
これからは、
縦型のヒエラルキー型の会社ではなく、
コミュニティ型の会社が主流になっていきます。
役職とか立場の上下関係をなくして、
自主性を重視するフラットな組織ですね。
※とてもわかりやすい図解されていたので画像をおかりしました。(引用元)
ここでは、ヒエラルキー型を指示型組織・コミュニティ型を自律分散型組織と言われています。
ちなみにコミュニティと言うと、
多くのオンラインサロンとかイメージする人も多いでしょうが、
多くの有料のオンラインサロンは、実際はヒエラルキー型です。
ヒエラルキー型のサロンとかスクールとかが
絶対にダメというわけではなく、
短期的な成果だけを考えればそのほうが簡単で
早いというメリットもあります。
でも、
僕はこれからの時代はコミュニティ型(自律分散型)が重要だと考えているので、
自分のコミュニティでは自律分散型のコミュニティを目指すために日々、試行錯誤しています。
更に言えば、
もう数年前から言い続けていますが、
1人が1つの会社に勤める時代ではなくなっていきます。
複数の仕事をするのが当たり前ですし、
プロジェクト毎にチームを組んで仕事をする
というようなことが一般化していきます。
そのため、
今後、ヒエラルキー型の会社は超巨大企業を除くと
日頃から自分の実力を身に付けてビジネスが出来る優秀な人材から
どんどん既存の会社から抜けていくので縮小していくのです。
そして、
優秀な人材から抜けていくと、
会社の売上も伸ばせなくなって悪循環ですよね。
そういう状況の時に、
時代の流れに適応させることが出来る会社は
まだ生き残れるでしょうが、
頑なに縦社会を貫く会社は淘汰されていきます。
そんな中、
自主性がない人(自分軸がない人)は、
ヒエラルキー型会社で過酷な条件でしか
働くことが出来なくなるので生きづらいんじゃないかと思います。
一方、
コミュニティ型の会社として
自分軸のある人達が集まると、
もっとクリエイティブな仕事が生まれていくと思いますし、
そういう会社や個人が輝いていく時代になるでしょう。
だからこそ、
いつもメルマガ等でも言っていることですが、
ちゃんと自分軸を作る必要があるのです。
世間や会社や一般常識に
流されるのではなく、
「自分の価値観はこうで、こういう風に生きていく!」
そういう軸が必要です。
西野さんも「エンターテイメントでディズニーを超える」
というビジョンを掲げて活動されていますし、
中田さんの場合は、
「試行錯誤型人間で生きていく」「前言撤回」で、
あえて長期的なビジョンを持たず、
プロセスを楽しんでいくという軸を持たれています。
面白いですよね。
どんな生き方でも、
「自分がこうやって生きていく!」という軸があると、
それが正解の時代だと思います。
そして、
「こうやって生きていく!」という意思が強いほど、
それに共感する仲間と出会えて、
仲間が集まるとコミュニティが生まれ
そういうコミュニティであれば、
より人生を楽しんでいけるのではないかと思っています。
あなたは自分の軸を持っていますか?
PS:自分軸の作り方の記事も書いているので、
どうやって自分軸を作ればいいんだ?と言う方は参考にしてみてくださいね!
ではでは。
本日は以上です。
有難うございました!
MOTO